生きてりゃ何とかなる
ドラマや映画で聴いたことあるセリフみたい
精神科の世界でもしばしばそう感じる事がある
マイナスなイメージを付けたい訳ではないけれど
「死にたい」という言葉を普通よりは耳にする
その言葉には色んな意味が込まれていたり
ストレートにそのまんまの意味だったり
そんな時、その人の気持ちに寄り添ってその想いを分かち合う努力をして
それでも、「死」という選択を避けるよう
説得をする
生きて欲しいと願い、そうなると信じて関わり続ける
そんな最中、「生きてりゃ何とかなる」
って言葉は、時に強く時に厳しい物になる
この先の未来において、明るい兆しや光を見出す道標にもなるし
辛さを助長する危険な火種にもなる
言葉の難しさ
人の心の難しさと繊細さ
そんな感覚をふと思う言葉になった
今日この頃
明日を生きるとはなんだろう。