零れ落ちる涙のワケ
ある朝ふと目覚めると
そこにはなんて事ないいつもの景色があった
日常のサイクルに時間を費やし気付けば日が落ちる頃に
そういった毎日を暮らす中で感じている
ただ、感じているものにはっきりとしたものなんてない
これを生きるというのであれば、「生きている!」って実感することはなく
自分の人生の終わりに向かって一本道をひたすら進んでいることに
そんな最中で呆然と歩いている自分に飛び込んでくるのは眩いほどの光と目を背けたくなる影
その時ふわっと浮かんでくるのは、涙。
喜びなのか哀しみなのか
そのワケは誰にも分からない
それでも零れ落ちる涙
心が身体が頭の中で何かが形となった
そんな夜中3時の出来事