言葉足らずの頑張らないブログ

精神科の看護師で筋肉大好きな自分の看護師ライフや筋トレなどなどについて語ります!

優しさ

精神科でよく感じること。

それは、答えのないものが多いという事です。

看護師である事によって理由を求める事や何かに対して出る結果について決まっている事も決める事もあります。

しかし、精神科の中でも特に人と関わる上で答えの見つからない事や見つけないもの、答えを決めないものが多いのはよく出会う出来事だと思います。

そういった中でふと思ったことが、優しさとはどんなことなのか善し悪しのあるものなのかという事です。

自分が優しさだと思ってしたことがその人にしてみれば余計なお世話になる事もあります。

手伝う事で確実に終える手続きを支援しようとしたその時、その人にはなんで自分でやらせてくれないんだろうという感情が出てきました。

自分で出来るのになぜ手伝うのか、介入するのか。

自分にしてみれば、確実に手続きを終えるために手伝っているつもりが、相手にしてみれば余計なお節介になっていたのです。

そこで自分の支援の秤の均衡が分からなくなりました。

しかし、優しさってのは考えぬき、全力でぶつけた時にはその人の心に伝わるものだと知りました。

上に書いた人に自分がどんな想いでその行為をしたのか話してみました。

すると、その人は自分の力を信じて進む事を選びました。