言葉足らずの頑張らないブログ

精神科の看護師で筋肉大好きな自分の看護師ライフや筋トレなどなどについて語ります!

びょうき 病気?

病気と聞いて皆さんはどう思いますか。

特に身体的なものと精神的なものと他にもちらほらと。

 

前提として病気であることには医師の診断がされることで病気となります。

病気にはそれぞれ決め手となる理由があって、症状があります。

この話は精神科における病気の話。

 

精神科において病気になると基本的には一生付き合っていくものになります。

完全に治すのは難しく、病気の状態が良くなって生活を営むのに支障がない程度で居られることを寛解と言います。

ここで一つ、精神科の病気は表裏一体と言われています。

なぜなら、誰でもなる可能性のあるものだからです。

かと言っていつでもなるかもしれない危険なものとは違うと思うし、自分はならないから大丈夫だと思うものでもないと思います。

ある意味身近で、ある意味理解の苦しいものそんなものでもあると思います。

でも、忌み嫌ったり、敬遠するものでもないと感じています。

病気であることには変わらないものの、1人の人間であることには変わりないと思っています。

そして、生きていることには変わりありません。

たしかに、奇声をあげたり周りとは違う行動を取ることもあるでしょう。

だけども、誰とでも同じ部分を持っているのも現実です。

病気であることは無視できない、危険もあるし予測し得ない考えられない行動を取るときもあると思います。

しかし、そこから一歩踏み込んでその人らしさを捉えてみると見える世界は変わってきます。

今や、精神科ならび医療の分野でも病気にフォーカスが当たるのではなく、その人らしさにフォーカスの当たる環境になってきています。

疾患について理解すると病気を持っている人達の理解に繋がるのは確かにあると思います。

ですが、その人をいかに見つめるかがどんな世界でも必要なことなのではないかと思っています。

病気というレッテルが無かったら?

そんなことを考える事もあります。

病気については研究されていていっぱい分かっていることがあるので、それについては書いていこうと思います。

その上で病気の人という理解ではなく、人間として病気がどんな風に影響し、生きているのか、こんな人達がいてその世界に先入観を少しでも削ってありのままを見てもらえたら、精神科ならび精神というものが何なのかという理解には繋がっていくのではないかと思っています。

 

余談。

精神科の人はとても敏感で、繊細で優しさ(歪みもあるけど)があります。