誰しもが葛藤の中を彷徨う
人は安心を求める
しかし、常に不安を抱えて生きているとも言える
そうしたまるで反対側に位置すると見受けられる状況の中で常に選択をする
人は判断を迫られる
いつ何時でも、その瞬間瞬間に決定を迫られる
意識か無意識かはそう重要なことではない
得てして、人は常に答えを出し続ける
人は過去には戻れない
今でさえ、この時が今である以上それよりも前の刹那は過去になる
今と未来を生きるが、過去に生きる事は難い
しかし、人間の感情の豊かさと知的性の高さは
時に人を過去に導く
人は誰しも葛藤に直面する
人が生まれて死ぬその時まで葛藤は続く
葛藤は、知能の高さによって育まれた
解けない絡まった糸のよう
そうしてきっと
誰しもが葛藤の中を彷徨う