言葉足らずの頑張らないブログ

精神科の看護師で筋肉大好きな自分の看護師ライフや筋トレなどなどについて語ります!

優しい嘘

嘘という物に価値観を考える機会がある

そう思い、頭を抱える時もある

がん患者末期の人に、「きっと治りますから頑張りましょう」と励ます言葉も

自殺の意思を示す人に、「死んでも何も良いことなんてない」と抗う言葉も

辛いと嘆き続ける人に、「この辛さを乗り越えたら、楽しい日が待ってる」と希望の光を魅せる言葉も

 

嘘と言えばそうなのかもしれない

でも、そんな言葉が本当に人を救う時もある

逆に、そんな気休めを言われたことに更に落ち込む場合もある

 

ただ、そこにあるのはその人に安らんで欲しいという想い

言葉が変でも下手でも気持ちはきっと同じ

その人に押し寄せる何もかもを飲み込んでしまう津波のように苦しみの渦は引きずり落とす

状況から非力だとしても

その人を失いまいと

その人の生きる火種を絶やさまいとする

そんな願いから始まるものだと思う

 

綺麗事を言っているのかもしれない

だとしても、心が救われるのなら

何度だって嘘をつく

希望の光を照らしてみせる

苦しさの真っ暗闇にいる貴方を

ほんの少しでも明るみに導けるなら

導く何かの一助になるのであれば

どんな痛みに変えても

その可能性にかけたいと思う

 

そうしてまたついてしまう、嘘。

誰しもが葛藤の中を彷徨う

人は安心を求める

しかし、常に不安を抱えて生きているとも言える

そうしたまるで反対側に位置すると見受けられる状況の中で常に選択をする

 

人は判断を迫られる

いつ何時でも、その瞬間瞬間に決定を迫られる

意識か無意識かはそう重要なことではない

得てして、人は常に答えを出し続ける

 

人は過去には戻れない

今でさえ、この時が今である以上それよりも前の刹那は過去になる

今と未来を生きるが、過去に生きる事は難い

しかし、人間の感情の豊かさと知的性の高さは

時に人を過去に導く

 

人は誰しも葛藤に直面する

人が生まれて死ぬその時まで葛藤は続く

葛藤は、知能の高さによって育まれた

解けない絡まった糸のよう

 

そうしてきっと

誰しもが葛藤の中を彷徨う

1日がこんなにも永いなんて

ああ、朝だ

そう起きた僕は思う

これから長い1日が始まる

目が覚めて仕事に行くまでの時間

時間にして1時間もないはずなのに

グダグダしているだけなのに

だらけていたら、いつの間にか時間が経っている筈なのに

まだ、15分しか経っていない

ふぅーっと次に一息つくと、顔を洗い、化粧水をつけて乳液をつけて、髪をセットして

服を着るのだけど

まだ5分しか経ってない

 

今を確かめる事が多くなると

時間をとても永く感じる

実際時間というのは皆に平等なはずなのに

それはそれは楽しい時間でさえも同様に永く

感じてしまう

そうして1日を過ごし

振り返る

ああ、長い永い1日だった

 

沢山のことを感じ、想い

考えを巡らせ

その時々の気持ち達を吟味する

 

歳を取ると時間が経つのを早く感じると

色んな先輩方がおっしゃるけれど

その実感をこの手にするのは

まだまだ先のようだ

 

ああ、明日また永くて濃い1日が始まる…。

生きてりゃ何とかなる

ドラマや映画で聴いたことあるセリフみたい

 

精神科の世界でもしばしばそう感じる事がある

 

マイナスなイメージを付けたい訳ではないけれど

 

「死にたい」という言葉を普通よりは耳にする

 

その言葉には色んな意味が込まれていたり

 

ストレートにそのまんまの意味だったり

 

そんな時、その人の気持ちに寄り添ってその想いを分かち合う努力をして

それでも、「死」という選択を避けるよう

説得をする

 

生きて欲しいと願い、そうなると信じて関わり続ける

 

そんな最中、「生きてりゃ何とかなる」

って言葉は、時に強く時に厳しい物になる

 

この先の未来において、明るい兆しや光を見出す道標にもなるし

辛さを助長する危険な火種にもなる

 

言葉の難しさ

 

人の心の難しさと繊細さ

 

そんな感覚をふと思う言葉になった

今日この頃

 

明日を生きるとはなんだろう。

正反対の気持ち

自分の意見ってよく矛盾していることが

同じ話題で混在しているなと

感じる事がありまして

一つの質問に対して

エスと応える自分も居れば

ノーと応える自分も居るんです

状況によってどちらかに変わる様な話もあれば

どっちとも言えちゃう様な時もあって

 

何でと言われると両方あるからと

言わざるを得ない感じです

こういう時って自分はおかしいのかなぁ

なんて変に考えるんですが

結局のところ

やはり両方あるのが自分だって落ち着いちゃう

 

変な話ですよね…笑

しょっちゅう起こる自分事の話でしたー。

今日もちょっとお付き合いを

愛する何か

心から温まって、力の抜けた笑顔が出てくる

そんな感じのもの

ないですか?

 

あるならば、それをいつでも感じられるように

いつでも思い出せるように

すぐそばにあるようにしてみて下さい

 

そうしたら、きっと笑顔で居られるから

 

そんなものないよって人

作ってみてください

きっと今よりも楽しく過ごせる日々が

待っているから

 

そんなもの作れないよって人

作れない状況、環境から一瞬でも抜け出すことに力を少しだけ注いでみて下さい

その積み重ねが貴方にとっての大切な何かに変わる時が来ると思うから

 

素敵な人生を送るには、自分の本当の幸せを

作り出せる事が大切だと思っています

 

明日に幸あれ✨

今日も一言

「何の取り柄もない」

 

得意なことなんて一つもない

ましてや、自分に出来ることなんて何もない

とか思うこと

思ってしまっている貴方がいるなら

私はこう思う

 

「個性は無限の可能性と数多くの取り柄だ」と。

 

何かで自信を無くしてしまっても

失ってしまったとしても

貴方という存在が光り輝くものになる

そう私は信じている

 

周りや世間がそれを曇らせて、押し殺して生きることを強いて、自分には何もないと思ってしまうだからだと思う

そして、自分自身に限界と非力さを植え付けて

自分はダメな人間だと思うようになる

 

傷つくことをいけない事だとは言わない

それでも、自分がそれで全てで

100%だとは思わなくて良いと思う

100%のうちのどのくらいかは分からない

でも、残りの何%かは違う自分がいるから

 

そう、素敵な人で居てほしい